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- » 石鹸化工法「グリピカ」の紹介記事を公開しました
石鹸化工法「グリピカ」とは、グリストラップ内の廃油を石鹸水に変えて洗浄する新技術です。生成された石鹸水は排水管から排出できるので、産業廃棄物処理の必要がありません。
グリピカで清掃されたグリストラップ槽内は油脂分が付着しづらくなり、悪臭や害虫の発生を防げるだけでなく、日々の清掃が非常に楽になります。
一時的に油脂分が水と混ざり合うだけの乳化剤と違い、石鹸水は再分離することがないので、排水された石鹸水は海で魚や微生物の餌となり、環境への悪影響がありません。
石鹸化工法は現在主流のバキューム工法よりコスパ良く綺麗になり、かつ環境にも良いということで今後主流となるのは間違いないと言われており、多くの有名企業がすでに導入を始めています。
グリストラップとは、飲食店や食堂などの調理施設に設置され、排水から油や生ゴミを分離した処理水を下水に排出するための設備です。別名は、グリーストラップ、グリス阻集器、油水分離阻集器、英語表記はGrease Trapです。
主に2槽式と3槽式があり、第1槽で残飯や野菜クズなどを取り除き、第2槽と3槽で油脂を分離、最終的にゴミや油脂の少なくなった水だけをトラップ管から排出する構造です。
槽内に溜まった生ゴミや油脂は日常的に従業員が汲み取ったり、専門の業者に依頼するなどして定期的に清掃する必要があります。
グリストラップの大きさや形状は様々で、店舗から排出される油脂の量や、店舗自体の面積や設計に合わせて導入されます。
サイズは一般的に100~200リットル容量のタイプが多いですが、100リットル以下の小型タイプや、300リットルを超える大型タイプもあります。
形状はコンパクトで小型店舗でも導入できる浅型タイプ、大型店舗向けの深型タイプ、工事が比較的簡単な床置き型が一般的で、他にも大量の水や油脂を処理できる側溝式や、シンクと一体型となったタイプなどもあります。
素材は昔はコスパの良いモルタルが普及していましたが、耐久性が低いため現在では頑丈なステンレスや、軽量で比較的安価なFRP(強化プラスチック)が一般的です。
グリストラップの清掃は、残飯や油脂のつまりによる悪臭や害虫発生を防ぐために必要です。清掃を怠るとグリストラップが正しく機能せず、下水や河川に油脂がそのまま排出されてしまったり、厨房内に油脂や汚泥が溢れかえるなど様々なトラブルの原因となります。
清掃に最低限必要なものは、マスクや手袋など自分の体を保護するもの、一般ごみを処理するゴミ袋、油脂や汚泥をすくうための網と容器があれば良いでしょう。
清掃の手順は、まず第1槽のバスケットに溜まっている生ゴミや残飯を回収して一般ごみとして処理します。第2槽や第3槽では表面には浮かんでいる油脂と底に沈んでいる汚泥を網ですくい取り、専用の容器で保管します。油脂や汚泥は一般ごみではなく、産業廃棄物として処理する必要があります。
清掃の頻度は店舗規模や油の排出量にもよりますが、基本的には第1槽のバスケットは毎日、第2槽や第3槽の油脂や汚泥は週2~3回で良いでしょう。
グリストラップの清掃業者は、一般的にバキューム工法での清掃が多いですが、近年ではコスパが良く日々のメンテナンスも楽になる「石鹸化工法」の認知度が高まっています。
価格相場はグリストラップのサイズなどによって変わりますが、一般的な200リットルであれば、1回2万円~4万円ほどが多いです。今からグリストラップの清掃業者に定期依頼するのであれば、間違いなく「石鹸化工法」がおすすめです。清掃業者の選び方は以下の記事で詳しく解説しています。
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